人に振り回されている自分から私らしく生きるための転換方法
更新日:2022年12月16日
風の時代に入りました。
風の時代には風の時代に合った考え方・生き方があります。
今までの、地の時代の考え方・生き方でいくと、時代の流れに乗っていけなくなってしまいます。
2020年12月22日。
木星と土星が水瓶座で重なり合いました。
その日を境に、約240年間続いた地の時代から風の時代へと本格的に切り替わったといわれています。
木星と土星は約20年に1度、同じ星座で出会い重なるのだそうです。
それが大きなパワーを生み、社会の構造自体を変えてしまうほどの影響力を与えると言われているのだそうです。
今までの地の時代は、地の星座といわれる山羊座・乙女座・牡牛座で木星と土星が重なっていました。
なので、地の時代だったのです。
そして、今回2020年、風の星座といわれる水瓶座で木星と土星が重なりました。
ここから約240年間は、風の星座といわれる水瓶座・天秤座・双子座でそれが起こっていくのだそうです。
なので、今は風の時代に入ったところです。
この木星と土星が重なる星座が、ここから約20年の時代の流れをつくっていくと言われているそうです。
私は、占星術は詳しくないので、詳しくは専門家に譲りたいと思います。
なぜこの話を取り上げたかというと、私が感じている時代の流れとびっくりするくらい合っていると思うからです。
今までは地の時代でした。
地の時代には地の時代の考え方があり、生き方がありました。
けれども、風の時代に入った今、地の時代の考え方・生き方でいくと、時代の流れに乗っていけなくなってしまいます。
星読み係でヒーラーのyujiさんは、著書の中でこのように表現しています。
風の時代とはまさにその名の通り、強風が吹き荒れる世で、今まで私たちが(を)守っていたものが吹き飛ばされていく時代でもあります。 もちろんここでいう“強風が吹き荒れる”というのはたとえですが、旧時代に置いていくべき風習、アンインストールされるべき常識といったものは容赦なくその“新時代の大いなる風”によって、吹き飛ばされ、“次世代に残すべきもの”はきちんと残っていく。 特に最初の数年はその旧時代のレガシーの禊といえるようなことが多発すると思いますが、それはいついかなる時代の境目にも起きたこと。 いわば、地球の自浄作用ともいえるようなものなので、もはや致し方のないことかもしれません。 ~「風の時代」に自分を最適化する方法 yuji著 講談社~
そこで、地の時代の特徴を1つ取り上げ、それを風の時代に合わせた考え方生き方にしていくためにはどうしたらいいのか?
お話していきたいと思います。
自分軸で生きる時代がやってきた!
今回のお話で取り上げる地の時代から風の時代への考え方生き方の転換方法は、
他人軸で生きる ↓ 自分軸で生きる
です。
自分軸というのがこれからの時代、とても大切なものになっていくと思います。
そもそも、自分軸とは何か?
その対極をなす他人軸とは何か?お話していきたいと思います。
自分軸とは?他人軸とは?
自分軸で生きるというのは、自分らしくあるということです。
自分を存分に活かした生き方です。
自分はどうありたいかにもとづいて自分で選択・決断していく生き方です。
一方、他人軸で生きるというのは、周りに合わせる生き方です。
常識に合わせる。
周りの人達と同じ選択・決断をする。
自分よりも影響力がある強い人に従う。
そんな生き方です。
どちらが良くて、どちらが悪い、というものではありません。
自分軸で生きると、自由に自分らしさを表現できて、自分が活かされている感じがすると思います。
けれども、一方で、精神的に自立できていないと自分軸で生きることはできません。
自由に自分らしく生きるということには、それなりの責任が伴います。
自分でした選択・決断には責任が伴うのです。
それを引き受けていく覚悟がないと、自分軸で生きることは難しくなります。
他人軸で生きると、常に周りがどう思っているか?に意識が向きます。
すべてが自分の思い通りにはいかないかもしれません。
けれども、一方で、自分で決めなくてもいい楽さがあります。
日本人は特にみんなと同じだと安心感を感じやすい国民性だと言われています。
影響力のある人や仲間たちに合わせて一緒に進んでいけたら、安心して楽しめるかもしれません。
影響力のある強い人に合わせていれば、何か問題があっても助けてくれるかもしれません。
うまくいかなくても、責任を問われることはないかもしれません。
どちらの生き方もありだと思います。
どちらの生き方が自分に合っているか? だと思います。
ただ、この時代の変わり目に生まれている私たちは、新しい時代を体験したい!そう思って生まれてきていることが多いと思います。
地の時代の特徴とは
まずは、地の時代がどんな時代だったのか?
自分軸・他人軸という観点からみていきたいと思います。
答えを言ってしまうと、地の時代は他人軸で生きる人が多い時代でした。
なぜ、他人軸で生きることになったのか?みていきましょう。
地の時代は組織・社会が重視されていた
地の時代というのは、組織や社会が重要なウエイトをしめていました。
ですから、組織や社会に合わせる必要がありました。
そのためには、自分という個人の思いを尊重するというよりは、自分の気持ちは抑えて組織や社会に合わせるということが求められてきました。
良い・悪いはなく、一長一短だと思います。
組織や社会に合わせて、みんなが同じ目標に向かっていけたら、得られる成果も大きなものになるのではないかと思います。
そのおかげで、高度経済成長もなしとげられたのだと思います。
そして、組織や社会に合わせて貢献すれば収入が保障され、安定した生活が保障されてきました。
けれども、自分の思いを無視して合わせすぎてしまうと、他人軸で生きることになります。
他人軸で生きると、自分の考えや思いを伝えず、相手や周りに合わせようとしてしまいます。
そのうちに、周りに合わせるのなら、自分の考えを持たないでいる方がラクだと思うかもしれません。
自分の考えを持っていたら、どうしても周りと衝突する機会が多くなってしまいます。
その分、傷つく機会も多くなるかもしれません。
人間誰しも、傷つくのは嫌だと思います。
傷つくのを避けるために、自分の考えを持つこと、主張することを避けてきた人も多いのではないでしょうか?
そうやって、周りの期待や思いに応えることを優先していくうちに、自分が何を考え何を感じているのか?
自分の本心が分からなくなっていった人も多いのではないかと思います。
そうなると、他人の言動が気になるようになります。
他人の言動に一喜一憂するようになります。
周りの目や周りからの評価が気になるようになります。
周りから批判されないように、周りから浮かないように配慮したり、自分に求められていることは何か?ということに意識が向き、自分に期待されていることを達成しようとします。
あるいは、反対に周りとは違う人や自由に振舞っている人を、否定・批判していたかもしれません。
出る杭は打たれるということを、自分にも他人にも課していたかもしれません。
周りから求められていることが、自分のやりたいことと合っていればいいのですが・・・
そうでなければ、
無理をする
頑張りすぎる
自分の気持ちを無視する
我慢する
ということをしてしまいがちです。
そんなことが続けば、自分の中に疲弊を生み出し、怒りを溜め込んでしまうことになりかねません。
地の時代は、このような状態になっている人達を「頑張っている人」と評価していたのではないでしょうか?
そして、このような状態でも、無理し続けていかなければ評価されない!と思い込んでいたのではないでしょうか?
他人軸は思いやり?
地の時代は、
我慢すること
自分を犠牲にすること
などが美徳とされていたかもしれません。
私のところにご相談にいらしてくださるお客様は、とても優しくて人の良い方が多いです。
そんな方々のお話を聞いていると、
自分が我慢することで、みんなが和やかにいくのなら、それでまあいいか!と思ってしまう。
みんながやりたがらないことだから仕方ないし、私がやれば済むことだから我慢してやっている。
本当は愚痴を聞くのは嫌だけど、聞いてほしそうだから聞いている。
などという話をよく聞きます。
これらは、すべて他人軸になっている状態です。
これを、人に対する思いやりと思い込んでいるようでした。
このような「平和を愛しているから、自分が我慢することで平和に収める」
「他人が優先で自分のことは後回し」というのは、地の時代のやり方です!
こうすることで、一見周りとはうまくいっているように見えます。
けれども、自分に我慢させることで、自分の中に怒りを溜め込んでしまいます。
自分の中に軋轢を生んでしまうのです。
それは、そんなに長くは続かないかもしれません。
我慢の限界が来て、結局は破綻してしまうのではないでしょうか?
それは、人間関係の破綻として現れたり、組織の破綻として現れたり、あるいは、 自分の心が折れてしまったり、自分が体を壊すという形で現れるかもしれません。
自分の中に軋轢を生み出してしまうのであれば、本当の思いやりではありません。
本当の思いやりとは、周りのことも思いやるけれど、自分のことも思いやれる。
どちらにとってもいい方法を考えて提案・実行できる!ということなのではないでしょうか?
風の時代の思いやりは、このように考え・行動していくようになると思います。
他人軸で生きているとどうなるか?
ここまでお話したことをまとめてみます。
他人軸で生きていると、
他人の言動が気になり、一喜一憂するようになる。
周りからの評価が気になり、評価されるために頑張り、評価されないとダメな人だと思い込む。
自分の考えがわからなくなる。
自分が感じていることがわからなくなる。
周りに気を使いすぎ、自然体でいられなくなる。
自分のやりたいことよりも、人が自分に求めていることや、期待していることをやってしまう。
人を優先してしまい、自分は我慢する。
自分に自信が持てなくなる。
ということが起こってきます。
人生は自分探しの旅といわれます。
そのくらい自分という存在は深いものなので、一生かけても自分が何者なのか?完全にはわからないかもしれません。
ただでさえそうなのに、他人軸で生きていたら、もっともっと自分が分からなくなってしまいます。
当然、自分に自信も持てなくなってしまいます。
そんな状態は辛いですね。
では、どのようにしたら他人軸から自分軸へと転換できるのでしょうか?
風の時代の特徴と自分軸への転換方法
地の時代は他人軸になりやすい時代でした。
風の時代はどうでしょうか?
地の時代が、組織や社会を重視する時代だったのに対し、風の時代は、個人を重視する時代になります。
集団→個人へと、クローズアップされる意識が変わっていきます。
地の時代は会社や組織に所属して働くのが当たり前という感覚だったのに対し、風の時代はフリーランスが増えていくとも言われています。
会社や組織に常に所属している人は少なくなり、プロジェクトに応じてフリーランスの人達が集まるような形になっていくのかもしれません。
風の時代は個人が尊重される時代
風の時代は、個人の自由度が増していきます。
地の時代は、個人の選択肢が少なかったのではないかと思います。
一方、風の時代は、選択肢が増えて、働く時間が自由に選べたり、働く場所も自由に選べたり、働き方の自由度が増します。
あらゆる面で、自由に決められる機会が増えていくと思います。
すでにそのようになってきていると思います。
自分がどうしたいか?それに基づいて選択し決断していくようになります。
それだけ、自由になっていきます。
けれども反対に、自分がどうしたいのか?自分はどうありたいのか?
それがわかっていないと、選択・決断していくのが難しいと感じられるかもしれません。
地の時代のやり方に合わせていた人ほど、自分はどうしたいのか?自分はどうありたいのか?最初はわからないかもしれません。
それがわからなくても、なんとなく決まっていけばいいや!と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが・・・
その場合、時代の波に翻弄され流されることになってしまうと思います。
時代の流れに乗るのと、流されるのとでは大きな違いです。
流れに乗るというのは、自分で乗る!と決めて波を見極め意識していくことになります。
波に乗っている時は
挑戦している感覚
楽しい感覚
ポジティブな感覚
達成感
納得する感覚
などを味わうことができると思います。
これが自分軸で生きるということです。
一方、流されるというのは、自分で決めずに、流れに決めさせようとしています。
心地良い流れなのであればいいですが、それが激流や渦を巻く流れだったら流されたことに後悔してしまうかもしれません。
これが他人軸で生きるということです。
そこで感じられることはあえて書きませんが、地の時代を体験してきたのであれば想像がつくのではないかと思います。
実は風の時代は、自分軸でいないと風に流されやすい時代です。
思いの外、遠くへと流されてしまうのではないか?と思います。
ではどうしたらいいのか?
どうしたら、他人軸で生きていた状態から自分軸で生きる状態へと転換していくことができるのか?お話してみたいと思います。
自分の気持ちに気づくことが第一歩!
まずは、自分軸で生きる!ということを決めてください。
決めるというのは、小さなことのようですが、目に見えない世界では大きなパワーを持ちます。
ですから、まずは、自分軸で生きる!と決めて、日常で意識してみてください。
そして、自分の気持ちに正直になってください。
自分の気持ちに気づいてあげてください。
今までは、人の気持ちばかり慮ってきたかもしれません。
けれども、ここからは、自分の気持ちにフォーカスを向けてみてください。
自分の気持ちばかりにフォーカスしていたら、自己中心的になってしまうのではないか?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが・・・
今まで人の気持ちを考えてきたのであれば、自分の気持ちにフォーカスを向け続けたとしてもまず、自己中心的になることはありません。
自己中心的な人というのは、自分の気持ちを人に押し付けようとする人だと思います。
自分が正しいと思い込んでいて、自分に従わせようとしたり、自分に賛同しない人を批判したりして、人の価値観を尊重できない人です。
今まで人の気持ちを尊重してきたのであれば、自己中心的にはならないのではないでしょうか?
それに、ここで大切なのは、自分の気持ちに意識を向けることであって、自分の気持ちを人に主張することではありません。
ですから、安心して自分の気持ちにフォーカスを向けてみてください。
自分の気持ちには、ウソがつけません。
理屈ではなく、感じてしまうものだからです。
ですから、まずは感じている自分の気持ちに気づいてください。
感じても気づかないように、スルーしてしまうことが癖になっている人も多いと思います。
たとえ、常識外れな気持ちだったとしても、周りから理解されないような気持だったとしても、自分の気持ちを大切にしてあげてください。
自分の感じ方、自分の気持ちを、一番理解してあげることができるのは自分自身です!
自分の気持ちに正直になる! 自分の気持ちにウソをつかない! と決めてください。
そして、自分が最大の理解者になり、自分の気持ちを聞いてあげてください。
私のおススメは、いつも自分自身と会話することです!
脳内会話するのです。
自分を親友だと思って自分とお話していると、自分の気持ちを聞いてあげることができます。
親友だったら、その関係を大切に思っているので、じっくりと相手を思いながら聞いてあげられますよね。
そんなふうに、いつも自分とやり取りをしてみてください。
自分とやり取りをして得られる大きな効果は、孤独感を感じなくなる!ということです。
本当の意味で、自分が最大の理解者だと思えるようになるからです。
そうなったら、すでに自分軸で生きている状態になっていると思います。
自分の気持ちに気づけたら、その気持ちをもとに自分軸をつくっていくことができます。
気づいた気持ちには、ネガティブな気持ちとポジティブな気持ちの両方があると思います。
それぞれの気持ちをどうしていったら自分軸ができるのか?お話していきたいと思います。
ネガティブな気持ちに気づき自分軸をつくる
地の時代は、学校や会社などの組織・集団を大切にする時代でした。
そこに合わせていこうとする時、自分に合わなくても我慢するのが当たり前になっていました。
一方、始まったばかりの風の時代は、個人が尊重される時代です。
各自がどうしたいか?が大切にされる時代です。
今まで地の時代をどっぷり体験してきた私たちは、まだそれに慣れていません。
周りの人達に合わせているのが当たり前で、自然と合わせてしまうことが身についているかもしれません。
我慢するのも、無理するのも、当たり前になっていて、自分が我慢したり無理しているのに気づいていないかもしれません。
それが当たり前すぎて、自分の気持ちが下がっていることに気づいていない人が多いのではないかと思います。
地の時代に我慢や無理をたくさんしてきている場合、自分自身とお話しようと脳内会話してみても、ぐちぐちと愚痴が止まらない自分に気づくかもしれません。
クヨクヨして、自己否定ばかりしている自分に気づくかもしれません。
今ではこのようなお話をさせていただいている私も、かつてはそのような状態でした。
自分と会話をしているとネガティブすぎて、テンションが下がるという状態でした(^_^;)
ネガティブな話が止まらなくて、そんな自分が嫌になっていました。
そんな自分の状態から気づいたのは、ネガティブな会話ばかりをしていたら、自分自身との会話も逆効果になってしまうということでした。
ネガティブな自分を否定したり批判してしまうことで、自分の気持ちに蓋をしてしまうことになりかねません。
そうすると、かえってネガティブな自分を強化してしまいます。
ネガティブな会話が自分の中でエンドレスに続くとき、まずはネガティブな会話をやめていく必要があります。
やめようと思っても、ふと気づいたらまたネガティブなことばかりが頭の中を巡っている…
最初はそんな状態かもしれません。
ネガティブな会話が止まらないのは、それだけ我慢したり無理してきたという証拠です。
そんな自分を責めずに「今まで我慢させてきてごめんね。無理させてきてごめんね。」
そんなふうに今までの自分をねぎらってあげてください。
自分が我慢してきたことや無理してきたことに気づくだけでも、内側で癒しが始まっていきます。
少しずつ変わっていけると思います。
そのようなネガティブな会話をやめるために、よろしければ、こちらのブログで書いているネガティブな感情の浄化・ヒーリングも試してみてください。
【関連記事】 ネガティブな感情を浄化・ヒーリングする効果
そして、気持ちが下がっていた自分に気づくためにどんなことが自分をネガティブな気持ちにさせたのか?書き出してみてください。
自分の気持ちが下がることを書き出してみてください。
そして、それを避ける方法、それをしないでいい方法を考えてみてください。
実は、自分の気持ちを下げるより、上げる方が難しいのです。
自分にエネルギーがたっぷりある!という場合は、心に余裕もありますから気持ちが下がりにくく、気持ちを上げるのも上げやすいのです。
けれども、心の中が疲れている場合は、気持ちが下がりやすく、上げるのはとても大変です。
ですから、まずは気持ちを下げてしまうものを避けるのがおススメです。
それは逃げではないか?と思われるかもしれませんが、気持ちが下がった状態では周りに悪影響を与えてしまいます。
その方がずっとずっと自分にとっても周りにとってもマイナスになってしまいます。
心の中の疲れが癒され、気持ちが上がった状態で安定したら、少しずつそれらを避ける必要がなくなっていきます。
自分自身のために、気持ちが下がることはしなくていい!と許可してあげてください。
人間、どうしてもやらなければならないことというものは、あまりありません。
やらなければならないと思っていることは、そう思い込んでいることがほとんどです。
心の疲れ度合いによって、気持ちがある程度上がった状態で安定するまでには時間がかかる場合もあります。
けれども、そんな自分を責めないでください。
それだけ今まで、自分に無理をさせて我慢をして頑張ってきたということです。
そんな、地の時代の自分をねぎらってあげてください。
今まで頑張ってきたね。と誉めてあげてください。
自分の気持ちを下げることは、たわいのないものだったりします。
例えば、
悲惨なニュース
やらなくちゃと思うこと
散らかった状態
愚痴を聞くこと
SNSを見ること
など。
人によって違うと思います。
そんな日常で、自分の気持ちを下げるものを避けること。
止める方法を考えてみてください。
それだけでも、気持ちが下がらなくなる自分に気づくかもしれません。
私は、以前はテレビで悲惨なニュースを見るたびに胸が痛み、気持ちが下がっていました。
そこで、テレビは見たい番組だけ見る!と決めて見るようにしました。
自分のために、悲惨なニュースになったら、テレビを消すか、チャンネルを変えるようにしました。
家族が見ている場合は、お願いしてチャンネルを変えてもらうか、私が違う部屋に移動するようにしました。
すると、確実に気持ちが下がる機会は減りました。
1つ1つはとても小さな変化です。
気づかない程度の小さな変化かもしれません。
けれども、このような小さな変化こそ、大切なのではないかと思います。
それが積み重なれば、大きな変化になりますし、強い自己信頼にもつながります。
ちょっとしたことだと思いますが、それだけで気持ちが安定するのであれば、やってみた方がいいと思いませんか?
それをやめよう、それを避けようと思ったら、それを選ばなくなります。
このようにして、自分のためにやめたいこと、避けたいことを明確にすることで、自分軸はつくられていきます。
【関連記事】 ●気分が下がっているときは、自己肯定感も下がりやすくなります。 こちらの記事では、自分との心の中の会話を意識することで、自己肯定感を高めていく方法について書いています。 ⇒ 自己肯定感を確実に高めるとっておきの方法
ポジティブな気持ちに気づき自分軸をつくる
今度は、自分の気持ちが上がることに気づいてください。
どんなことが自分の気持ちを上げたのか?
書き出してみてください。
気持ちが上がるというのは、とても嬉しいことがあったとか、すごく楽しかったとか、そのような特別なことだけではありません。
こういうことが好き。 こういう時に心地いい。 こんな感覚が好き。
そんなたわいのないと思うようなことでも、気持ちは上がります。
ぐ~んと上がるという上がり方ではなく、気持ちが明るい状態でキープされているような感覚や、心が軽くて微笑んでいられるような状態。
リラックスできて力が抜けている感覚。
体が癒されている感じ。
そんな状態も気持ちが上がっている状態です。
例えば、
植物と接している時
掃除をしてきれいになっていく時
お風呂に浸かってのんびりしている時
美味しいものを食べている時
動物を触っている時
など。
そんな小さなことでも、気持ちが上がっている状態が感じられます。
人によって気持ちが上がるものは違うと思います。
自分の気持ちが上がる状態はどんなことをしている時なのか?
何を感じている時なのか?書き出してみてください。
そして、そういう機会を増やしていってください。
できれば、日常で普通にできるようなことで、気持ちが上がることをたくさん見つけてみてください。
日常で気持ちが上がることがたくさんあったら、常に気持ちが上がりやすい状態になります。
これって最強!だと思いませんか?
自分の気持ちが上がることを知り、気持ちが上がることを選択すること、それをする機会を増やすことで自分軸は出来上がっていきます。
自分軸を発揮できたらどうなるか?
自分軸をつくるためには、自分の気持ちを知ることが大切です。
自分の気持ちというのは、魂と直結している部分です。
ですから、自分の気持ちを知ることは、魂とつながっていくことにもつながります。
私が考える本当の自分軸とは、魂とつながることだと思っています。
魂とつながった自分軸ができたら、自分自身のすべてと一体化したような満たされた感覚になります。
気持ちが下がることを知ることそして、気持ちが下がることをしないこと。
それが自分自身との信頼関係を深くし、自分軸をつくります。
また、気持ちが上がることを知ること。
そして、気持ちが上がることをどんどん日常に取り入れていくこと。
それも自分自身との信頼関係を深め、自分軸をつくります。
そうやって少しずつ、自分が選択・決断していくことが明確になっていくのです。
こうやって自分軸が作り上げられるとどうなるのか?というと、
自分の気持ちに正直になれるので、選択・決断が早くなる。
気持ちが安定して、いつも余裕のある状態でいられる。
人の気持ちや意見に左右されなくなる。
自分の気持ちに正直にいられ、本心がわかるので生きやすい。
自分を信頼することができ、自信が持てる。
自分自身や魂との一体感を感じ、満たされた感覚を持てる。
心が軽やかになり、人生を楽しめる。
自分の周りに気の合う人が集まるようになる。
など。
生きることがラクになり、楽しくなっていきます。
地の時代の他人軸的考え方から、風の時代の自分軸的考え方へ!
生き方を変えていきませんか?
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